野球肩,(やきゅうかた)
野球肩とは、野球の投球動作のくり返しが原因で、肩の腱板、骨、腱に炎症が起き
たり損傷している状態を言います。原因は、ピッチャーでは全力投球、外野手では
遠投のやりすぎ、内野手では無理な体勢からのスローイング、そして全てのポジション
に共通することが、悪い投球フォームと肩の手入れ不足と下半身の筋力不足です。
症状は、投球動作で腕を前方へ振り出していく動作で痛み強くでて圧痛のあるが、
投球動作以外ではあまり痛みが出ない。しかし、安静時でも痛みが出る場合は、
かなり症状が進んでいる状態です。また、痛みの出る部位が、肩の前方に出るものと
後方に出るものがあるが、後方に痛みが出る方が症状も重く、治りにくいことが多い。
応急処置としては、アイシングと1~2ヶ月の安静にすることが一番です。しかし、
野球選手にとって、肩の障害は選手生命にかかわることなので、専門医で診てもらう
ようにしましょう。再発を予防するために、投球数の制限、投球後のアイシングと
ストレッチ、下半身強化により肩への負担の少ないフォームの矯正が必要でしょう。