肩関節脱臼,(かたかんせつだっきゅう)
肩関節脱臼とは、肩関節を構成している骨のひとつである上腕骨の上腕骨頭が、
正常な位置からずれたり、はずれたりした状態を言います。はずれる方向によって、
前方、後方、下方に分類され、圧倒的に前方への脱臼が多い。特に柔道で投げら
れた時に手をついたり、ラグビーやアメフトなどでタックルを受けた時に発生することが多い。
症状は、肩に激しい痛みが起こり、腕が全く動かせなくなり、腕のつけ根がへこんだ
ように見えます。
応急処置としては、できるだけ早く整復したいが、素人が無理に行うと症状を悪化させて
しまう恐れがあるし、骨折も併発している場合もあるので、専門医で診てもらうが鉄則です。
それまではアイシングし、腕を三角布やタオルなどでしっかりと固定しておきましょう。
通常3~4週間の固定による保存療法で関節が負った傷は回復するが、数ヶ月間は肩に
負担のかかる動作は避けたほうが良い。あせって無理をすると、再発したり癖になったり
する可能性がとても高いからです。肩周囲の筋肉の強化で再発の予防になります。